美しければそれでいい

どこまで頭が空っぽにできるのか?

いろんなことを考えて考えて考えすぎて考えるのをやめたくなる。
情報社会の正解が、自分なりの答えと違ったらどうしようかと思う自分がいる。
知識とはまた違うところで、これが自分の正解です!と自信を持って言えることは
自分で描いた絵が美しいかどうかだという事に気付く。
何を描くかではなく、どう美しくするのか。
画面の中で美しいという事をただ追及する。色遊びをする。
「何を描いたのか?」という言葉の恐怖。
面白い形が誕生することがただ楽しかった。
綺麗な色になることが楽しかった。
たまたま出てきた丸が楽しくてたくさん丸を描きたくなる。
手を動かすことが楽しくて紙の目が見えなくなるほど色を重ねてみたくなる。
確かにそこに在る何かを生み出している気持ちになって心が解放されていくのがわかる。

美しいかどうかだけに夢中になっていると今の自分の絵が描ける。
さて、それをどうやって人に伝えていこうか。