私が長らく席を置いているオンラインクラス「木村創作室」の課題で提出した作品です。

『木村創作室』オンラインクラス・ドリル
絵を描くことを生活に取り入れて創造性の活性化や美意識を鍛えていくオンラインクラスでは月ごとに課題が出され、生徒さんたちが技術の高い作品や発想力のぶっ飛んだ作品を制作し、月イチの公表会でその作品について作者の想いや、技法について意見交換などをしています。

毎月様々な角度から出される課題ですが、その月は「祈り」という課題でした。
ちょうど私がプライベートで、ホラー映画の「女神の継承」を見た数日後に課題が発表され、これは描かねば！と筆を走らせました。
この「女神の継承」という映画は、祈りの先に救いはあるのか。というキャッチコピーのもと、タイ東北部の村で受け継がれてきた祈祷師一族に取材をするというドキュメンタリータッチで描かれている。物語は祈祷師の日常を追いかけるところから始まり、取材中に主人公の姪が原因不明の体調不良に見舞われ、原因は何か、因果とは何か、信じるとは何か、祈るとは何か…と話が展開していきます。

公式サイトこちら。

映画『女神の継承』 公式サイト – シンカ (synca.jp)

祈りとは何か、祈りの先にあるものとは何か。
そんなことを考えていた時に飛び込んできた課題。
「女神の継承」を見ていなかったら、キラキラと幸福を願う祈りになっていたんだろうな～。と思うとインプットとアウトプットがうまく出来た作品になっている。
映画「女神の継承」とっても面白いのでよかったら見てね。